アスピンウォールモンスーン INDIA 150g
大航海時代。
このコーヒーは主にヨーロッパへ輸出されていました。
当時は動力船など無く、長い期間をかけ帆船でアフリカ大陸を航海していました。
海上の湿った風の影響で船倉に積まれたコーヒーは熟成します。ヨーロッパに着く頃には黄色みを帯びた姿に変わります。ヨーロッパでは「ゴールデンコーヒー」と呼ばれることもありまります。
その後スエズ運河が開通し、動力船が用いられる時代となり、「ゴールデンコーヒー」は姿を消しました。
酸味のない独特な苦味と強い香ばしさが特徴のこのコーヒー。
当時の味を求める声が多く、その声に応えて再生産が始まりました。
「モンスーン」という湿度の高い季節風を利用して当時の熟成を見事に再現しています。
焙煎は直火で燻し焼き。油が浮き出るまでしっかりと深煎りにします。
浮き出た油にも少しだけ炎を纏わせます。煙突から出る煙の色が白から黄色に変わる直前で窯から取り出します。
焦げが発生しないギリギリのところ。
豆のポテンシャルである独特の香ばしさに、甘味と苦味が調和します。
『アスピンウォールモンスーン』
生産国:インド
品種:ー
プロセス:モンスーニング
標高:ー
甘味 ★★★☆☆☆
酸味 ☆☆☆☆☆☆
苦味 ★★★★★☆
風味 ★★★★★☆
【容量】
焼き上がり150g
焙煎:深煎り